アメリカではバーベキューは日常生活の一部です

アメリカではバーベキューは日常生活の一部です アメリカではバーベキューは人気というよりも日常生活にすっかり溶け込んでいるものです。
ほとんどの戸建ての家の裏庭にはバーベキューグリルがあり、コンロなどの設備を備えたエリアがある公園も多くあります。
家族や親戚、友人達が集まる時には自宅や公園で気軽にバーベキューパーティを行っていて、学校行事やイベントにも登場します。
バーベキューをしながらのピクニックは老若男女問わず楽しまれており、気候の良いエリアでは年中行われています。
大人はおしゃべりやトランプ、ボードゲームをしたり、子供達は遊具やプールで遊んだりして一日中ゆっくり過ごします。
ビーフパテをスーパーなどで購入してハンバーガーにしたり、厚切りのビーフステーキやホットドッグなどが人気のメニューで、食材を焼くのは一般的にお父さんの役目という家庭が多いです。
家の中に臭いが付くのを気にするアメリカ人は、お肉やサーモンなどを焼く時にも屋外にあるグリルを使います。

日本ならではのバーベキューなら山菜と川魚で

日本ならではのバーベキューなら山菜と川魚で 春先ならば、川原において日本風のバーベキューが楽しめます。
つまり、早朝から山へ山菜を採りにいくチームと渓流で魚を釣るチームに分かれ、川原に合流する時間を決めて旬の食材を持ち寄ってバーベキューをします。
川岸には桜並木のあるところも多いので、運良く開花時期と重なれば、花見とともに盛り上がることができます。
山菜は春の香りも一緒に楽しめる天ぷらで食べるのが一番。
油を熱して摘んできた山菜に天ぷら粉をつけて揚げるだけなので手軽です。
また、渓流の魚は塩焼きがおすすめ。
ほかに、キノコなどと一緒にバターホイル焼きにしてもいいかもしれません。
バターの焼ける匂いがしてきたらホイルを開ける合図です。
少し醤油を垂らすと、また一段と美味しさが増します。
旬の山菜と旬の魚を現地で食して楽しむというのは、昔ながらの遊びなのです。
バーベキューだからと言って洋風にこだわる必要はありません。
日本ならではの伝統的な遊びにも目を向けてみましょう。